中小企業オーナー(創業者)の相続対策、事業承継対策

1級FPの実技試験では、

どのような問題が出るのか

ちょっとご紹介。

※完全に個人的な空想の問題。


(設問)

Aさん(70歳)はX社の創業者であり、

現在同社の代表取締役を務めている。

尚、同社の株式はAさんが100%

保有している。

X社は自他共に認める優良中小企業であり

業績は安定している。

Aさんは最近、自身の体調の衰えを感じ始め

現在同社の専務取締役である長男に

会社を継がせたいと考えている。

但し、実際どのようにして長男に継がせれば

よいか分からない。

また、最近、顧問税理士に

「X社株式の評価が高いので、このまま

Aさんの相続が発生したら大変なことに

なりますよ」

と言われたが、具体的に何が問題になるのか

内容がいまいち分からない。

Aさんには長男の他、長女と二女がいる。

長女はAさんと別居し、

上場企業に務めている夫と子供2人の

4人で賃貸住宅に暮らしている。

長女からは、そろそろ住宅を購入

したいので資金援助してほしいと

要請されており、Aさんとしては

これに応えてやりたいと考えている。

二女は未婚で、Aさんと同居しており

会社に勤めている。

Aさんは自分亡き後の二女の生活を

心配しており、不自由なく暮らせるよう

二女にも財産を残してやりたいと

考えている。

以上のことを踏まえ、今後どのように

事業承継や相続について

対策を講じればよいか

ファイナンシャルプランナーである

あなたに相談したいと思っている。


(資産等)

X社株式:約1,000百万円(評価:大会社)

不動産:400百万円

現預金:100百万円

総資産:約1,500百万円

算出概算相続税額:約500百万円


(問い)

・Aさんの相談内容、問題点は何か?

・それらを解決する為にどのような

 提案が考えられるか。

・それらの解決策の中で

 何を顧客に提案するか。

 その理由、留意点は?

・FPの職業倫理についてどのようなことが重要か?


(相談内容・問題点の例)

・長男への円滑な事業承継

・X社株式の評価が高い

・相続税額が高い

・相続税納税資金が足りない

・財産に占める株式の割合が

 高く遺産分割しづらい

・長女への住宅購入資金贈与

・二女が不自由なく生活できる

 ようなシステムの構築


(考えられる解決策の例)

・遺言書の作成(二女に自宅を残す等々)

・遺留分の民法特例の適用

・非上場株式の贈与税納税猶予

・非上場株式の評価下げ

・住宅購入資金贈与の非課税特例


(提案する解決策)

上記の中から12分ぐらいで

回答できるボリュームを考える。


(職業倫理について)

・顧客利益の優先

・守秘義務

・アカウンタビリティー

・インフォームドコンセント


設問を渡されてプレゼン内容を

考えるのが約15分、

面接官との質疑応答が約12分。

結構ハードな口述試験だった。

おわり

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不動産の仲介手数料が定額30万円

もしかしたら、従来から存在する不動産業界の商習慣を少し変えれば、より多くの人の役に立てるかもしれない。 そう思い、不動産を高く売れて・安く買えて、経費が安く済み、大手と変わらない高品質なサービスで安心して取引を任せられる「理想の不動産仲介」を世の中に生み出す為に、私は勤めていた大手企業を飛び出しました。 そして、自分自身が、お客様の役に立ち信頼できる不動産実務家になろうと考え、このサービスを立ち上げました。

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